保育所の入所待ち児童/シルバーパスの導入(杉村ちえ)

2018年8月15日付「まつやま市議会だより」より

(1)保育所の入所得ち児童について

【杉村ちえ】

入所待ち兜童とは、保育所等の利用申し込みをしたが、希望の園を利用できていない全ての児童とされ、本市では4月1日現在、国基準の待機児童を除くと、188人となっている。職場と保育園の位置する方角、兄弟が在籍する、子どもの送り迎えの問題など、「特定の園を希望する」ことは当然で待機児童として捉えるべきと考えるが、本市の「特定の園を希望する」とする場合の基準及び入所待ち児童に対する対応策の基本的考え方について伺う。

【回答】

本市では、実際の移動距離で、自宅から2km以内にある入所可能保育園を案内したものの、辞退された場合を「特定の園を希望する」との基準としている。入所待ち児童に対しては、保育定員を増やすだけでなく、各施設の保育方針やサービス内容について、これまで以上にきめ細かな情報提供や丁寧な案内を行い、「待機児童対策・保育の質向上事業」を活用し、すべての保育所等が、より利用したくなる施設になっていくための支援をしていきたい。

(2)シルバーパスの導入について

【杉村ちえ】

高齢の方から「伊予鉄のシルバー定期が高くなり買えない」という意見をよくいただく。調べてみると、2001年発売のシルバー定期と比較し、現在は、月額で約2倍の値段になっている。高齢者が様々な社会活動に参加し、生きがいづくりや介護予防に役立てるためにも、せめて1ヶ月あたりの購入代金が5000円未満となるよう、定期券購入補助の形でシルバーパスの導入を提案するがどうか。

【回答】

提案の実施費用を試算すると、約1億5千万円と多額を要し、今後の更なる高齢化の進展に加え、他の公共交通機関や定期券以外の利用者への配慮が必要なことから、現時点での実施は困難と考える。

(その他の質問事項)

企業主導型保育事業

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