GIGAスクール構想について/地域医療構想について(杉村ちえ)

2020年5月15日付「まつやま市議会だより」に寄稿

(1)GIGAスクール構想について

【杉村ちえ】

令和5年を目途に、児童生徒にタブレットパソコンを一人一台整備するこの構想では、各学校のネットワーク環境整備と端末整備の初期投資には国の補助があるが、通信費や光熱費などのランニングコストは自治体負担となる。本市の年間ランニングコストの見積りについて伺う。また、端末で学習すると、各個人の学習状況やつまずきが「学習ログ」として自動的に記録されるが、これら子どもたちの情報をどう管理し、守るのか。

【回答】

年間ランニングコストは、一台当たり年間約一万円と試算している。情報の管理については、本市がこれまで運用してきた学校の情報セキュリティに関する基本方針や対策基準の適正運用に加え、今後は、昨年12月に文部科学省が示したガイドラインに沿って対策基準等を見直すなど、より安全な情報管理に努めていきたい。

(2)地域医療構想について

【杉村ちえ】

(昨年9月、厚生労働省は再編・統合が必要な424の病院名を発表し、松山圏域で救急輪番を行う愛媛医療センターが含まれていた。2025年に向け、医療需要と病床の必要量を推計した地域医療構想は「地域の実情を反映していない」と批判の声が全国からある。この間、地域医療構想調整会識が開催されたが、どんな議論があり、今後の方向性はどう示されたのか。

【回答】

地域医療構想調整会議では、東湿市の「愛媛医療センター」について、

公的な医療機関として果たすべき役割などが議論され、稼働中の病床数や医療機能を維持すべきとの結論となった。今後、県の地域医療構想推進戦略会議ヘ報告する。

(その他の質問事項)

伊方原発の全電源喪失について、教科書採択制度について

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