西条分水問題説明を/発達障がい児支援(杉村ちえ)

2019年5月15日付「まつやま市議会だより」

(1)西条分水について市民への説明の場を

西条分水に関し、西条市は本市に水道料金値上げを市民に説明しているのか、巨費を投じた分水を市民が望んでいるのか、疑問を投げかけた。策定中の水道ビジョンで数年後に約10%、また、西条分水で約15%の水道料金値上げが必要とされているが、市民生活にどのような影響があるのかを積極的に説明し、料金問題を含め理解を広げる努力をしてきたのか。市民に対しであり、丁寧に説明する場を設けるべきではないか。

【回答】

水道料金への影響を含め、度々広報紙やHPで情報発信し、本年2月1日号の広報紙でも具体的経緯や交渉経過をお知らせしている。長期的水需要計画の改訂についても、外部有識者を交えた水資源対策検討委員会を公開で行い、HPで内容をお知らせし、パブリックコメントを実施する等、適切に説明しており、新たな説明の場を設けることは考えていない。

(2)発達障がい児支援について

発達障がい児支援に児童発達支撲があるが、保護者より「他の市町では事業所の複数利用が可能だが、本市の利用ハードルが高い」との声を聞く。現在原則不可となっている事業所の併用も可能とすぺきではないか。また、事業者の許認可権が移譲されるが、質の確保のため、民間事業者に第三者評価の実施を促し、公私立に関係なく支援員研修を行う等、連携や意見変換のできる関係を構築すべきではないか。

【回答】

児童に一貫した療育方法を提供するため、1事業所での継続的支援が望ましいが、要望が多く、また、制度開始時に比べ障がいの特性に応じた療育方法を提供する事業者の増加等により、来年度から療育に効果的と考えられる場合、事業所の併用を可能とした。また、事業所の指定及び指導権限が県から委譲されるが、療育の質向上に繋がるよう、事業者に対し第三者評価の実施を促し、市内4力所の児童発達支援センターを中核機関とし、民間事業者と連携して課題等に対し助言や意見一議ができる仕組みを構築したい。

【その他の質問事項】

自衛隊募集における情報提供、会計年度任用職員制度

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