デマンド交通/早坂暁記念館(小崎愛子)

2019年2月15日付「まつやま市議会だより」

(1)公共交通の充実に向けてデマンド交通等への運用支援の具体化策は

「運転免許証を返納すると買い物や通院が心配」「地域の公共交通が充実していないので乗り合いタクシーが欲しい」などの声を良く聞く。市は「地域公共交通網形成計画」の策定を行っており、デマンド交通等の運用支援が来年度より検討・実施予定となっているが、どのように具体化をしていくのか伺う。

・・本市では高齢化と人口減少により、公共交通の維持困難な地域が出てくると予想され、住民の買い物や通院など日常生活への影響が懸念される。地域公共交通網形成計画案にて具体的な施策を実施していくが、特に利用者が少ない地域などでは、コストを抑えながら、地域実情に応じて運航するデマンド交通などを検討している。現在、島嶼部で運営されている「ごごしまふれあいタクシー」などの事例を参考に、利用者である地域の方や交通事業者と十分に連携し協働しながら取り組みたい。

(2)「早坂暁」記念館のような施設の開設は

昨年12月に、「坊っちゃん文学賞」の創設期から審査委員を務め「ことばと文学のまち松山」にも大きく貢献された、旧北条市出身の阜坂暁さんが数多くのドラマ脚本や文学を残して亡くなられ、本市で4人目の松山市栄誉賞を受賞された。早坂さんの文学・演劇活動を後世に伝え、国内外の人々に知ってもらうためにも「阜坂暁記念館」のような施設の開設や、全国に発信できるよう顕彫することが大事であると考えるがどうか。

・・早坂暁さんは、多方面に渡り、本市の発展に貢献いただいたため、今年2月に市政功労者表彰最高位である松山市栄誉賞をお贈りし、これまでの功績を顕彰する追悼展を開催した。10月には地域の皆さんによって早坂さんを顕彰する句碑も建立されており、現在のところ記念館の開設は考えていないが、今後も地域の皆さんと連携し、早坂さんの功績を紹介し、後世に引き継いでいきたい。

(その他の質問事項)

高齢者福祉施設整備計画と健康づくり推進、市営住宅の現状と改善

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